レビュー『メドン・ド・魔王』ゆるふわな世界観のタワーディフェンス

レビュー記事
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どうも、山田ひぽ太郎です。

今回はメゾン・ド・魔王の感想・レビュー記事になります。

トロフィー攻略記事はこちら

ゲーム概要

ゲーム名メゾン・ド・魔王
ジャンルマンション経営SLG
対応機種Xbox 360
Windows
ニンテンドー3DS
PlayStation 4
PlayStation Vita
Nintendo Switch
発売日『Xbox360』 2012年9月
『Win』 2013年8月16日
『3DS』 2014年8月6日
『PS4』 2015年6月10日
『PSVita』 2016年7月11日
『Switch』 2017年4月13日
開発元プチデポット
メビウス
発売元『PC』PLAYISM
『3DS/PS4/PSVita/Switch』メビウス

発売が2013年なのでもう10年ほど前のゲームになるのか・・・。

もともとPC向けに発売されたゲームで、かなり評判が高く、インディーズゲーム賞 『INDIE STREAM AWARDS 2014』で受賞するほどのゲームだったりします。

ゲーム内容

(以下PLAYISMより抜粋)

アパート経営・モンスター生活・防衛シミュレーションゲーム

プレイヤーであるあなたは、魔王となりまして、勇者を倒す・・・のではなく、モンスターのためのアパートを経営します。

時々冒険者が攻めてくることがありますが、その時は住民の皆さんに戦っていただきます。
ですので、より強い住民の方々に住んでもらえるよう、素敵なアパートに仕立てていかねばなりません。

テレビを買ったり、壁紙変えたり、家具を買ったり……。
時には、家賃を滞納するモンスターを追い出したり、ということも必要です。
さあ、魔王となって、モンスター専用のアパートを経営し、家賃収入を得ながら 部屋の設備を充実させて、
アパートに迫り来る冒険者に負けないよう、より強い魔王軍をつくりあげていきましょう!

勇者が何だ!
こっちは生活かかってるんだ!

プレイ後の感想

インディーズゲームは個性が光るものばかりで好きなんですが、このゲームも例にもれず素晴らしいの一言。

アパート経営とタワーディフェンスを混ぜたシステムでなかなかに奥深く、やめ時を失うほどでした。

なにより独特の世界観がすごく良いです。

全体的にほんわかしてる。デフォルメされてるしぴょこぴょこ動くし。

最近はインディーズでも高グラフィックで〜、とか色々ありますが、そりゃあ現在基準でいえばクオリティは低いですよ。

でもそれがいいんです。

可愛いは世界を救う、です。はい。

妙に人間臭いモンスターたち

可愛いだけじゃない。住人も個性豊かで面白い。住人の様子をコメントで確認できるのですが、

『ベッドから転がり落ちています』

はい。もうたまらんかわいいです。

とにかく住人の生活臭がめちゃくちゃ濃ゆい。

自宅にいるときもですが、出勤するとまた職業別に様子が違っておりそれも観察するとまたおもしろい。

また入居した住人は『スレプテXが欲しい』『ラックが欲しい』等と家具を要求してきます。(働いてるのに自分では絶対に買わねー)

要求通りに家具を与えると、満足度が上昇していきステータス(+10まで)があがるのですが、満足度がMAXになるとステータス的には与える必要はなくなるんですよ。

ただまあ、一家総出で「ジャグジーが欲しいさね!」とねだられたら買っちゃうよね。かわいいから。

アパートを冒険者から守れ!

住人を観察するだけでも十分面白いんですが、タワーディフェンスとしての作りこみもよく出来ております。

とはいっても襲撃してくる冒険者は、最上階の魔王の部屋に突撃して来るのみで、そこはシンプルです。

それを住人に撃退してもらうのですが、住人にとって冒険者の撃退なんて二の次。だって「勇者が何だ!こっちは生活かかってるんだ!」ですから。

出勤中やお買い物中で留守なんてざらにあります。

いざ戦闘がはじまると前衛キャラが軒並み外出中で、仕方なく防御の低い後衛キャラに頑張って貰うも見るも無惨な結果に。なんてことはしょっちゅうです。

どの住人がいつ出勤するかある程度把握しておく方が良いですね。職業別ですが勤務時間は決まっていますから。

…まあ把握してても遊びに出かけちゃったり、お買い物に行ったりしますけどね。ランダムだし。

戦い方もいろいろ

先にもいったように、前衛後衛といった、種族によって戦い方も大きく異なります。

アンデッド族のゾンビ―は直接殴って戦う前衛。エレメント族のモクハナンは遠距離物理攻撃といったように、モンスター別に戦い方が違います。

なので部屋の配置も重要です。

冒険者は左から流れてくるので左の部屋に前衛の住人を住まわせたり等、考えて配置しなければなりません。

またゲームが進行していくとアパートを増築することが出来ます。

増築するとアパートに二階ができて階段で行き来することになります。

冒険者も同様で、魔王の部屋を目指して上の階へ進行してくるのですが、階段を利用し冒険者を1階と2階に分断させて戦うといったように戦略を練らなければなりません。

ただあまり分断しすぎると、どこで誰が戦っているか把握しにくくなり、予想外の事故が起こりやすくなってしまいます。

住人同様、冒険者も個性豊かで、ステータスが平均的な冒険者もいれば、体力994 攻撃193 物理防御0 魔法防御0といった、ステータスの振り方が狂っている力こそパワーを地で行く奴も出てきます。

こういった敵には攻撃速度が速い住人をぶつけて、ヒット&アウェイ戦法で対処したり。

なので色んな種族のモンスターを住まわせる必要があります。

それでもラスボスは全員が束になってかかっても、こちらが血祭にされるくらい強いんですけどね。

気になった点

ちょっとボリュームが少ないのが気になりますが、もともと価格設定もバグってて800円台しかしないし、値段を考慮するとおつりが出るくらいですね。

ただ住人が充実して来る後半からやや作業感が増します。また住人を強化しすぎると一気にヌルゲーと化す。まあ強化するのはプレイヤー次第なんですが。

アパート経営とありますが、プラス収入しかなく赤字という概念もないため経営ゲームとしてみた場合はかなりの痛手。

まとめ

全体的にかなりゆるくかわいいゲームです。

個人的にはめっちゃ好き。

住人や冒険者の丁寧な作りこみににやにやしてプレイさせていただきました。

万人にお勧めできる良作です。是非アパート経営しながら世界征服してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
山田ひぽ太郎

ゲーム愛好家。PS4,5のトロフィーの収集に励んでおります。なるべくプラチナトロフィーを目指すが無理そうならすぐ挫折してしまうへたれゲーマー。
トロフィーについて攻略や、プレイ記録などを記事にしています。

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